電磁波過敏症(EHS)で障害年金はもらえる?|浜松の社労士事務所

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コラム

電磁波過敏症(EHS)で障害年金はもらえる?

2019.12.31

今日のテーマは、電磁波過敏症で障害年金を受給できるのかどうかという問題を考えます。

電磁波過敏症とは、一般に「日常生活環境において、電磁波を浴びることで、体が過敏に反応し、頭痛、めまい、不眠、吐き気、皮膚の炎症などを引き起こし、ひどい場合には、慢性疲労、うつ症状、集中力の欠如、呼吸困難などの症状が出る疾患」と言われています。

電磁波過敏症は、アメリカの医学者ウイリアム・レイ博士によって命名され、英語では、Electrical  Hypersensitivity ( EHS)と呼ばれます。原因は、まだ解明されていませんが、電磁波暴露によるカルシウムイオンの流失や脳内の松果体からの分泌ホルモンの抑制による免疫機能の低下によりアレルギー症状になりやすいことが原因ではないかと考えられています。

又、北里研究所病院臨床環境医学センターによると、中枢神経や自立神経の機能に障害が起きている割合が高く、特に脳の血流量が健常者に比べてかなりの割合で減少することが知られています。見た目では分からないため、精神的な病気とされてしまう場合も多く、また、化学物質過敏症と併発する割合も多いとの統計結果もあるようです。

 

これらの症状は、障害年金で認定される「化学物質過敏症」や「慢性疲労症候群」などと症状が似たものであり、これらに準じて認定されることが予想されます。

電磁波と言っても周波数により、携帯電話、スマートフォン、WiFiルーター、電子レンジなどのマイクロ波(GHz帯)から、テレビ・ラジオ・洗濯機などの家電製品からでる極超長波(kHz~Hz帯)まで様々です。マイクロ波は、発熱作用があり、アトピー性皮膚炎などを起こしやすく、一方、低周波騒音では、人体に対して不快作用や圧迫作用があると言われています。

又、電磁波は、人体の免疫作用を低下させ、ガンや難病の原因の一つとも言われることもあります。

いずれにしても、「電磁波過敏症」という病名自体が認知されていないため、医師の診察で「電磁波過敏症」と診断されることは、あまりないと考えられますが、例えば、激しい疲労感、脱力、集中力低下、睡眠障害、頭痛、耳鳴り等の症状があり、「慢性疲労症候群」と診断され、「血液・造血器その他の障害用の診断書(様式第120号の7)」の「一般状態区分」ウ(歩行や身の回りのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの)に該当し、「労働が著しい制限を受けるか、又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度の障害を残すもの」に該当すると認定されれば、障害厚生年金3級と認定されることも十分あり得ます。ぜひ、障害年金を専門とする社会保険労務士に相談してください。

 

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