外国人の脱退一時金の税還付金の海外送金に「ゆうちょダイレクト」を使ってみた!|浜松の社労士事務所

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外国人の脱退一時金の税還付金の海外送金に「ゆうちょダイレクト」を使ってみた!

2021.11.02

今日のテーマは、外国人の脱退一時金の話です。このテーマについては、既に2019年7月4日と7月8日のブログにて解説していますが、最近外国人の方から、脱退一時金の税金還付請求を依頼されることが多くなり、海外送金する際にどの金融機関を使用したらよいかという問題があり、いろいろ検討した結果、ゆうちょ銀行の「ゆうちょダイレクト」というシステムを使用して送金してみました。

●国際送金をするためにどの金融機関をつかったらよいかと思い、ネットで検索した結果、一番身近なゆうちょ銀行にすることにしました。早速、市の本局のゆうちょ銀行の窓口で問い合わせたところ、窓口では送金手数料が7000円と高いですが、ゆうちょダイレクトなら3000円で済むという話でした。

そこで、「ゆうちょダイレクト利用申込書」を頂き、自分の口座番号、住所、氏名、一日の送金限度額を記入し、投函。

一週間程度で、郵送にて、お客様番号や初回ログインパスワードの記載のある書類を送られてきます。そのデータを使い、「ゆうちょダイレクト」にログイン。初回ログインパスワードは、自分の分かりやすいものに変更しておきます。

トップページにて、左側の「国際送金」をクリック。送金者(差出人)である、自分のデータを入力。更に、受取人である外国人のデータを入力。銀行名、SWIFT CODE (BIC コード)、口座番号、氏名、住所など。

実際に送金する場合は、受取人を指定し、送金金額(USD)を入力します。送金は米国ドルベースで行われるようです。従って、送金したい日本円を送金する日の為替レート(記載あり)で割った値を入力します。送金目的を入力します。脱退一時金の税金の還付は、該当する目的がないので、「その他」を選択します。

更に、自分の携帯(スマートホン)宛てに、ワンタイムパスワードを送ってきますので、それを入力します。

その状態で、実行すると送金が実施されます。

なお、送金ボタンを押しても直ぐに送金されるわけではなく、一旦東京の本部で審査されて、問題なければ送金されるようですが、何か疑問点や不審な点ある場合は問い合わせや資料の提出が求められるようです。

今回は、特に問い合わせがくるでもなく、資料の提出要求もなく、送金されました。現地の外国人より、無事入金がありましたとの連絡があり、ほっとしているところです。

国内の送金でも、ゆうちょ銀行への振り込みは、無料。他の金融機関への振り込みも2021年11月1日より165円と値下げされたようです。

以上 参考としてください。

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