病気を治したいなら、あなたの「生きる目的」をはっきりさせよ!|浜松の社労士事務所

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コラム

病気を治したいなら、あなたの「生きる目的」をはっきりさせよ!

2024.01.21

今日は結構重要なテーマです。人生の生き方、考え方に関する重要な話です。梯谷幸司(はしがい こうじ)著 「自分のままで突き抜ける無意識の法則」から、あなたの人生にとって重要なエッセンスを抽出して解説していきます。

梯谷先生は、言います。「自分の生きる目的を明確にせず、ただ義務感で生きていると心身は疲弊していきます。」「はっきりとした目的をもち、主体的に生きている人は、生命力が強化されますが、そうでは、なくただ義務感や生存欲求のみで生きていると、人の免疫や生命力は弱まってくるのです。」

これを明らかにする有名なエピソードが、ヴィクトール・フランクルの『夜と霧』に描かれています。自分自身がアウシュビッツ収容所の生き残りであったフランクルは、生き残った人たちの共通点を調べました。それは、最後まで夢を捨てない人たちだったのです。

例えば、パン屋さんだった人は、「この戦争が終わったら、目抜き通りにもう一度パン屋を再開して、焼き立てのパンの香りを町中に広めて町の人を喜ばせるんだ。だから自分はこんなところにいる場合じゃないんだよ。」と考えました。

ピアニストだった人は、「世界中が戦争で疲弊している。私はピアノリサイタルをして各国を巡り、世界中の人を癒したい。だからこんなところにいる場合じゃないんだよ。」と考えました。

こうして壁の向こう側に夢、すなわち「生きる目的」を見出した人たちは生き延びることができました。

それに対して、壁の向こう側に目的のない、「ただ生きて収容所を出たい」とだけ願った人たちは、途中で力尽きて亡くなってしまったというのです。

◆脳は逆に動く

それともう一つ重要な原理があります。それは、「脳は逆に動く」ということです。例えば、「生き残りたい」と意識するとどうなるか? 脳は「生き残りたいと言い続けたいんですね。それでは、死を意識する記憶が必要ですね。」と動き始めます。「死を意識する記憶を作るためには、まず現実を集めなければいけないですね。」と脳は考えます。だから自分の体を攻撃して病気になったり、無意識に事故に遭ってみたり、自然災害や有名人が亡くなるといったニュースに集中したり、ネガティブな記憶を集め始めます。

「しかし、あなたが人生を思い通りにしたいなら、命は生きる目的を全うするための道具に過ぎないと考え、『自分は人生を通して何をしたいのか』、生きる目的をはっきりさせてほしいのです。」と著者は言います。

私たち人間は、例外なく生きる目的を持って生まれてきます。それは、「世の中に貢献すること」かもしれませんし、「人々に愛や癒しを与えること」かもしれませんし、「全く新しい価値を生み出すこと」という人もいるでしょう。

人は生きる目的に繋がった活動をしているとき、もっとも強く幸福を感じます。人はほんとうの自分を生きているとき最高の充実感と幸せを感じるのです。

◆肝心なのは、「未来に対するセルフイメージ」

自分の未来に対する記憶を「私の人生は、先行きが明るい」「未来が私の思い通りにあるのは、当たり前」と、明るい未来を思い出しながら生きていると明るい現実がやってきます。

一方、末期ガン患者が「自分の病気は、治るわけはない」という未来の感覚と記憶を思い出しながら治療を受けていると、病気は止められません。自分の病気が治った状態の未来のセルフイメージを作り、健康になって自分はこうするという明確な意思をもちましょう。

◆過去のネガティブな体験を洗い出して「生きる目的」のヒントを考えてみよう

ネガティブな出来事だと思っていたが、実は全部必要なことだったんだと気づくと、後は、脳がいいように意味づけを変えていきます。起こる現実に対して受け身の状態から、全部自分が主体的に選んだという状態へ、その人の現実の捉え方がガラリと変わるのです。

 

内容を詳しく知りたい方は、原書をお読みください。

 

 

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